スタートから、そのほとんどが嘘偽りだったことを知った会社生活。
それでも、近いうちに憧れのフランスでの生活が待っているかと思うと、臭いものにはフタをして、見ないことにしていたのだと思う。
入れ替わり立ち替わりの従業員たち
ビザ取得と並行して、現在のお粗末なWebショップの見直しや、商品の仕入れが必要だった。
近所のお気楽アルバイト感覚の女子たちはポンポン辞めていくので、常に求人広告を出していた。
それにより、2人の新人が入社してきたのである。
一人は、Webサイト制作を学んでいた、学校を卒業したばかりの女の子。
もう一人は、童顔ながら悩殺ボディの美しい20代の女性。
それから、しばらくはいた(何をやっていたか、そして何ができたかは今も不明)ネズミ講主婦と、たまに来るスナックママの息子。
そして、そのフレッシュな新人女子たち。
そんな面々で会社って成り立つんだぁ、ふしぎー!
とか思ったかどうかは定かではないが。
私はとにかく、フランス駐在生活に向けて邁進していたのである。
社長、大人になりましょうよ!
でも、いくら見ざる言わざる聞かざるを貫こうにも、限界はある。
小さな事務所に、朝それぞれが持たされた鍵で入り、軽く掃除したり、留守番電話を聞いたりするわけだが、ある朝、こんな留守電が入っていた。
「ピー。(取引先企業)の〇〇です。今月分の料金、千数百円の入金が確認できません。社長、大人になりましょうよ。これくらいの金額、払ってくださいよ。社長!!!!ピーーーー。」
Webショップに使っていたプロバイダーの料金か、出店料か。。。
千円台の微々たる金額を、理解不足か、勘違いか、本気で忘れていたのか、払っていない会社😱
私に懐いてくれて、私が参加していなかった飲み会で「ノラさんっていい人ですよー!」と言っていた新人女子。
その子に対して、私の何を知ってか、
「性悪説って知ってる?」
と説いた、ウンコ社長が頼りっぱなしの女税理士。
それぞれが仕事をしているのか、ボーッとしているのか、よう分からん静かな空間。
その中に響く、
ポクッ、ポクッ、ポクッ。
というウンコ社長から発する異音。
入れ歯???
もう、何から何まで謎だらけだった。
高層ビルの秘書と、月給15万円の私
そして、面接に使った都心の高層ビルの瀟洒な会議室や、パリのシャンゼリゼ通りのレンタルデスクを、本社だの支社だのとWebサイトに記載していること。
しかも、都心のビルには秘書の派遣社員を置いていた。
一体、仕事はあったのか???
都下にいる限り、一切彼女と関わることはなかったが。。。
私は月給15万円だったが、彼女はそれよりずっと高い時給で、たまに見栄で面接に使う時のお茶出し用の派遣社員。
もしかしたら、夢の「何もせずに高収入」案件だったのかも💦
私、そっちを狙うべきだったかも💦
フランス駐在という名のお花畑
今から思えば、ツッコミどころ満載のワンマンプチオフィス。
そんな会社で、盲目状態のままフランスビザ取得を目指す私。
もちろん、ある程度キャリアができたら、すぐ転職しようと思っていたけど。
お花畑過ぎたでしょ🤣
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